小出恵介はセラミック松村にハメられてない?(1)

 小出恵介についての週刊誌報道をじっくりと分析したのだが、記事には半グレのセラミック松村が全く出てこなかった。小出恵介や所属事務所(アミューズ)との交渉に登場するのは、17歳の女性とその親のみ。セラミック松村は登場しない。

 こりゃ、美人局ではないかもしれんなあ。

 セラミック松村が小出をハメようとして動いた形跡は、週刊誌報道を見る限り、ないのである。

 そりゃ知恵を貸したり、焚きつけたりはしたかもしれない。だが、示談交渉で彼がしゃしゃり出た様子はないのだ。セラミック松村が小出と面談したり、アミューズや弁護士と会ったとの記述はない。

 恐喝とみなされるのを、警戒したのかもしれないが……。

 さらに気になったのは、17歳女子は子供を施設に預けるほど、金に困っていたということ。実家の母親に子供を預けないのは奇妙である。実家の母親が孫を預かる金銭的な余裕がないか、あるいは17歳女子は母親と不仲なのか?

 ここでは17歳女子とその母親は、金に困ってると仮説をたてよう。

 小出恵介と17歳女子とは示談が成立し、彼女の母親も同意している。示談金は1000万円。金に困ってる母子にはありがたい金額だ。

 それらを踏まえて記事から経緯を推測すると……。

 

 1.17歳女子は本人の意思で小出に抱かれた。イケメン芸能人で金持ちの彼は、施設に子供を預けるほど金に困ってる17歳女子にとって、恋愛相手として魅力的だった。顔も魅力的だが、高収入なのも魅力的だ。施設に預けた子供のためにも、小出と結婚できるならありがたいことだった。ここまでは打算の入り混じった恋愛。

 

 2.17歳女子は自分がセックスフレンドでしかないことに気づく。逆ギレした彼女はフライデーにネタを持ち込む。あくまで復讐心と逆ギレでやったことだが、フライデーから20万円をもらい、本件が金になると気づく。彼女は味をしめる。しかし、この時点では小出から金をひっぱるつもりはない。

 

 3.危険を察知した小出が、17歳女子を説得しようとする。セックスすれば機嫌が直るだろうと考えていたが、17歳女子が本気でキレてると知り、金を握らせて解決しようとする。最初は少額でオファーしたが、打算女子がキレっぱなしなので、金額が500万円まで値上がりする。17歳女子の方から、「**円は欲しい」などと金額を口にしてはいない。彼女は小出と交際できるはずもないと確信し、また小出が金を支払う気だと確信する。

 

 4.アミューズと弁護士が示談交渉に乗り出してくる。17歳女子とその母親を窓口に交渉し、1000万円で落着。金に困ってる母子は、大金にありついた。

 

 ……とまあ、こんな感じだろうか? 始まりの段階では恋愛であって、美人局で金をとる気はなかった様子なのである。オツムの弱い尻軽娘ちゃんが、イケメン芸能人に目がくらんだ。あわよくば再婚相手にしてやろうと、打算した程度だったのではないかと。

 

 (続く)