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加納典譲さんのこと(4)

芸能アイドル

 闇金に強い弁護士事務所だの、ヒューマンライツナウだのまで登場しはじめ炎上が止まらない加納典譲セクハラ騒動。沈静化を願ってやまないが、どうにも止まらない。

 仲裁できるもんならしたいが、仕事に不自由してブログ書くことしかできない私に、できることなど何もない。金積むしかないけども、積む金がないしなあ。金を稼ごうにも仕事がないし。仕事がないからブログ書いてるわけだし。

 ダメだこりゃ。

 あー、こりゃこりゃ。

 今回の炎上でどうにも悲しく虚しくやるせない気持ちになるのは、業界の貧困がむきだしになってしまった点だ。加納典譲が業界内で評価が高いのは、彼が写真と動画の両方を撮影できるとこにある。

 撮影スケジュールを1日おさえるだけで、写真集の撮影とDVDの撮影を済ませてしまうことができるわけだ。加納典譲ひとりいるだけで、それができてしまう。

 動画用カメラマンと、写真撮影用のカメラマン(正確にはフォトグラファーと呼ぶべきだが)を2人雇うと人件費が2人ぶん必要になる。しかし典譲さんが1人いれば、1人ぶんのギャラで安上がりだ。

 しかも写真と動画の両方のクオリティが高い。

 今時、グラビアDVDや写真集など売れないですよ。

 まして今回のセクハラ告発した無名グラドル……みたいな、ただの素人女性がモデルでは。そしてそんな彼女が、グラドルやレイヤーに人気の有名ブランドのエロ下着とはいえ、それを着たくらいでは。

 モデルもエロ下着も、購買にはつながらない。だから加納典譲に頼んで、製作費を下げて利益を出そう。もちろんロケは一日で済ませようね! 2日かけたら、一般人の無名女子に支払うギャラが増えちゃうし。

 レッツ、人件費削減!

 そんな悲しい現状が透けて見えてしまうわけである。

 2人のカメラマンを雇う金が無い、ロケに2日かける金が無い、有名グラドルが使えないのでグラドル的な活動してる無名女子しか雇う金が無い。

 無い無い無いの、無い無いづくし。

 当事者でもないのに自傷行為したくなったが、中年オッサンの私がそんなことしても、誰も同情してくれない。だからカミソリを捨て、ブログを書き進める。

 業界全体の貧困を感じてしまったのは、実は告発した素人女性に対してもだ。なんとなく彼女の絶望やあきらめ……みたいなものを、私が勝手に受け取ってしまったのである。

 現実には彼女にそんなもんはないのかもしれない。

 あるのかもしれない。

 ただ彼女個人はそうではないにせよ、彼女の背景にある貧困について、分析してゆきたい。

 

 (続く)