加納典譲さんのこと(1)
加納典譲さんが炎上している(以下、敬称略)。
どういう人物かというと、加納典明カメラマンの実の子供だ。職業はグラビアカメラマン。写真だけにとどまらず、DVDの動画のカメラマンにまで仕事の幅を広げた。売れっ子で児島瑠璃子、山本梓、石川恋、内田理央といった有名どころを撮影。
懐かしいところでは嘉門洋子、お騒がせなところでは加藤紗里も撮っている。筆者が追っかけていてツイッターでフォローもしてるグラドルちゃんのほとんどが、加納典譲と一緒に仕事をしてるのだ。
知り合いと話しをしていて彼の話題になると、「いい人だった」「いい人らしい」というのがトータルな評価。実際、私もそんな印象である。1回しか仕事をさせてもらったことはないけど、いい人だったし、仕事もできましたよ。
当時はまだキャリアの浅い編集者だった私に対しても腰が低く、しかし打ち合わせでの質問は適格。撮影現場で段取りミスを私がやらかしてしまった時も、苦笑いをした後はしっかりとフォローしてくれた(すみません)。
モデルの女のコに対しても紳士的で、おかげさまで撮影は順調に終了。写真のあがりも良質で、先輩編集者や編集長にもウケがよかった。読者人気も上々で、「さすが加納典譲さんのご子息」という印象だったのである。
移動中の雑談では、仕事のことで知恵を貸してもらったりして、なかなかの好人物というイメージだった。
実は加納典明さんのアシスタント出身のカメラマンと仕事をしたことがある。3人いたが、どなたも仕事ができた。なかなか指導が厳しい方なのだ。そしてその中の3人のうち1人が加納典譲。
お父上の厳しい指導を受け、そこから這い上がってきた男なのである。
次回の更新では、加納典明の厳しさについて、ちと言及してゆく。