町山智浩が大変なことに

 町山智浩が大変なことになっている。

 彼の読者は元々から民度が高い人々なので、うかつに敵にまわしてしまうと大変だ。町山の知識不足による間違いや、論理の破綻をビシビシ指摘しはじめ、町山のボロが大量に噴出。

 しかも愛人の存在までバラされてしまい、大変なことに。カメラマンつれて取材したと妻に嘘をつき、不倫旅行してたことまでバレている。自分のブログに掲載した取材写真が、拾ってきたことまで。

 なんだか、大変ですね!

 民度の高い読者を求めてやまないのが、書き手のはず。しかし民度が高すぎるあまり、自分を攻撃しはじめるとツラいやなあ。

 元々、空気を読まなかったり、バランス感覚が欠如しているのがウリの書き手だった。80年代や90年代は、それが「やんちゃ」として愛されもした。奇人変人が編集するからこそ、面白い雑誌や単行本がつくれたのである。

 だが90年代の後半あたりから、出版業界内の奇人変人が嫌われ始めた。週刊プロレスターザン山本や、週刊SPA!のツルシカズヒコが更迭されたのである。ターザン山本の部下たちも少しずつ冷遇された。

 奇人変人が雑誌や書籍をつくる時代ではなくなってきたのである。

 彼らの奇行や「やんちゃ」を、出版業界人が嫌うようになったのだ。出版不況という、衰退期らしい状況なのかもしれない。それをさみしいと思う反面、そりゃそうだわなと納得したりもする。

 ターザン山本やツルシカズヒコが凋落するのはしかたがない。時代の追い風があってこその人たちでもあったのだから。だが町山智浩の場合は、追い風がなくても売れる本や良質な本をつくるタイプだった。

 しかし「やんちゃ」を嫌う空気感が、ついに町山に追いついてしまった。出版業界がそんな空気なうえに、読者たちまで「やんちゃ」を嫌うようになってしまったのである。

 やんちゃな奇人変人が雑誌をつくるから、面白いものができるはずだ。

 彼らはトラブルばかり起こしているが、そのトラブルは日常から非日常に読者を運んでくれる楽しい経験だったはずだ。

 でも読者たちがそれを不愉快なものと認識しはじめたのである。

 町山智浩と同種の人物として、浅草キッド水道橋博士がいる。

 彼も「やんちゃ」がウリで、読者はそれを愛でてきた。しかしネット世論を見る限りでは、町山智浩と同様に「やんちゃ」な態度が嫌われ始めている。芸人だから許されるとか、笑いのネタにしてるだけとか、その種の言い訳が通用しなくなってきているのだ。

 しかも彼らの「やんちゃ」を愛してきた、民度の高い読者たちが牙をむきはじめているのだ。元々の民度が高いから、批判しはじめたら鋭い指摘しかしない。

 そんな連中と戦って勝つって、無理だべよ。

 論争を100回やったら、100回は負けてしまう。

 だって町山読者や水道橋読者なのだから。

 彼らは民度が高い優秀な人々なのだから。

 「やんちゃ」を許容できなくなった、余裕のない今の日本は苦々しい。しかし時代と読者が変化してしまったのだから、町山智浩水道橋博士も変化すべき時期が来てしまったのではないか。町山と水道橋を置きざりにして、彼らの読者のほうが先に大人になってしまった。

 おそらく30年遅れくらいで、町山智浩水道橋博士は、大人になるべき時をむかえてたのだ。本人たちも気づいてはいるが、今のところうまく対応できていない。

 しめくくりにツイートを引用するが、こんなことを言われてるようではマズいよな。

 

>>テレビに普段出ない評論家に出ていただく以上は当然の配慮だったとは思うけど。

 

 この部分、テレビ慣れしておらず、ド素人まるだしの町山智浩を強烈に皮肉っているのである。普段はテレビに呼ばれない売れてない男が、スタジオの空気も読まないで何を調子こいてんだと釘を刺しているわけだ。

 動画を見たが橋下徹がかなり気を使っているように見えた。橋下徹水道橋博士が衝突した際も、先に歩み寄ろうとする態度をとったのも、橋下のほうだったし。橋下のほうが大人だよね。

 町山水道橋のおとなげない態度に落胆しているのは、何よりも彼らの優秀な読者たちだと察するのだが……。

 

 

うしじまいい肉が伊藤和子弁護士と衝突

 

 うしじまいい肉伊藤和子弁護士が衝突。肉体的な理由により、2人とも気難しい女性だと察する。あんまり、かかわりあいになりたくないタイプである。

 私にとっては、どっちもどっちな2人が衝突したわけだが、伊藤和子には同情せざるをえない。

 ヒューマンライツ・ナウは好きではないが、政治運動の一つではあるし、おかしな人物やおかしなトラブルには巻き込まれたくなかろう。伊藤は慎重にならざるをえない。

 うしじまいい肉が怪しい人物というわけではないが、様子を見てから対応せざるをえない。だから彼女はこうレスした。

 

>>ヒューマンライツ・ナウは個人の法律相談を受け付けていません。 貴女のご連絡を受けて私自ら弁護士として法律相談にのる対応をしました

 

 伊藤和子は、うしじまいい肉に対応する演技をしながら、実は断わっている。自ら弁護士として法律相談にのるとは、「弁護士なんだから相談料は支払っていただきますよ」というものだ。安くはない。1時間、2万円だっけか?

 要はヒューマンライツナウに相談すると称して、伊藤和子にタダ働きさせようとする、うしじまいい肉の態度に腹を立てているのである。確かにうしじまいい肉の考えは図々しすぎる。

 てゆうか、弁護士は政治運動は大好きだが、そのためにタダ働きさせられるのは大嫌いなのである。弁護活動をボランティアでタダでやる人物はいないと考えていい。

 弁護士は電話料金すらケチるもんな。

 私が住んでたアパートが取り壊されることになり、立ち退きの窓口になった弁護士は、折り返し電話してこいと指示しても、その通りにしたことは一回もなかった。頭にきて大家にブチまけ、クレームを入れさせた。

 貧乏ライターよりは儲けてやがるのだから、電話料金くらい支払えよ。ギャラもらってるのは、貴様だろ!

 話を戻すと、うしじまいい肉は無料であるならば、ヒューマンライツ・ナウと伊藤和子を利用しようとしたのである。それに対しギャラをくれるならば、担当するという伊藤に対し、うしじまのとった態度は以下の通りである。

 

>>当日連絡もなく貴女方は事務所に来られませんでしたね。

 

 ……って、うしじまのぶっちぎりかよ! タダ働きしてもらえないなら、社会人として最低限の礼儀すらシカトするってのかよ! うしじまの態度は悪すぎだろ! しかもこの後でうしじまいい肉は逆ギレし、こんなツイートをする。

 

>>グラビアアイドルに対する強制わいせつの相談に対してヒューマンライツナウが協力していただけず悲しかったです。伊藤和子さんの運営するヒューマンライツナウは何のためにある団体なのでしょうか? https://t.co/NUHuG9uz44

 

 弁護料金だけ支払ってもらえば、料金の範囲内で伊藤弁護士は何でもやるのに、キャンセルの連絡もしないで約束の時間に来ないって、うしじまがひどすぎだよな。伊藤は他の弁護希望のクライアントと会うことだってできたのに。伊藤は怒りを隠しながら、こんなツイートをせざるをえなかったわけだ。

 

 

 これに対するうしじまいい肉の逆ギレがひどすぎる。以下がそれだ。

 

 

 女性の権利は守りたいが、弁護料金を支払う気ゼロのうしじまいい肉がどうかと思う。民事訴訟をやるなら弁護料金を支払うのは当然。うしじまは本件に首をつっこみながらも、弁護士にギャラを支払うつもりはないのだ。

 それに対してやんわりと、「ギャラください」と伊藤和子が求めたら、それに対してうしじまが逆ギレって完全にアレな人じゃないですか。「被害者が何人いたら扱ってもらえたのでしょうか?」って、そんな問題じゃないし。

 そもそもキャンセルメールを、本当に送信してんのかあ?

 届いてなかったとうしじまは主張するか、実際に送信したのか否かを確認する方法なんてないしなあ。

 どうもコスプレエロモデルの個人営業をしている被害者女性は、弁護料金なしで納得のゆく結果を手に入れたくでうしじまいい肉に相談し、民事訴訟をやる金が無いと見切ったうしじまいい肉は、伊藤和子をタダ働きさせようとヒューマンライツに接触したようなのだ。

 

 コスプレエロモデル → うしじまいい肉 → 伊藤和子弁護士

 

 ……という流れで、タダ働きが玉突き事故をおこしているのである。

 あきれ返るほかないが、エロモデルの女のコに2万くらいのギャラアップを提示し、念書をもらうのが一番の解決法ではないか。民事訴訟を起こす金はないし、それをやっても儲かるのは弁護士たちばかり。

 女のコがもらう金よりも、弁護士がもらうギャラのほうがはるかに高額というマヌケなことになるのである。坊主まる儲けとゆうが、弁護士まる儲けだ。

 うししじまいい肉がやってるのは、エロ下着の販売業。彼女にギャラを支払ってるのは、出版社やカメラマンではない。エロ下着を購入する女のコたちなのである。

 そして彼女たちはうしじまエロ下着を着て撮影モデルをやり、カメラ小僧からギャラを貰っているのだ。もちろんながら、カメラ小僧にセクハラされたりもする。

 そんな彼女たちにとって、うしじまは「頼れるお姉さんで、しかもタダ」なのだろう。便利なわけである。そしてそんな彼女たちに、いい顔もしたいのである。だってエロ下着をもっと売りたいから。

 弁護士が貰う金があるなら、それを女のコたちが受け取るほうがいいし、その仲介をうしじまいい肉がやればいいと思うのだ。彼女のイメージも上がることだし。

 とはいえ、伊藤和子に迷惑かけていいわけないからなあ。今後はこうゆうことは、よすべきではないかと提言したい。

 本件の円満解決を望んでやまない。

こちら葛飾区亀有公園前派出所

 近所のラーメン屋に「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の単行本が置いてある。最終巻となった200巻もだ。

 手に取ると記憶の単行本よりも分厚い。ページ数が増えている。読者をより満足させようと、ボリューム感をアップさせたのだ。

 同時にそうでもしないと、もはや読者に買ってもらえなくなっていたのかもしれないなあ……と察してしまう。連載開始から40年くらい過ぎている。人間は飽きるという感情から、逃げることはできない。こち亀も例外ではなかったのだ。

 しかし、

 

 飽きられたくない。

 現役でいたい。

 常に新しくありたい。

 

 ……と最大限の努力をした作品がこち亀であった。作品そのものは古くなってゆくが、扱うネタはアキバ文化だのドローンだのと、最も新しいものばかりを扱った。ジャンプ読者も変化し、女性が増えた。最近は低年齢化も進んだそうで、190巻以降をちらちらとめくった限りでは、小学生にしか見えない女性警官や、小学生キャラクターなどが頻繁に登場する。

 そんな中で中年男性への配慮も忘れず、ゴルゴや本田だの、ラジコン刑事(こんなのいたっけ?)だの、懐かしのキャラクターも登場するのだ。ラジコン刑事なんて、ドローンとの対比のために登場しているようだし。

 現役欲の強いマンガ家だなあ、と畏敬の念をもたざるをえない。

 こち亀の連載は終了し、ジャンプ系列の4媒体に新作が掲載された。週刊少年ジャンプには掲載されないので、残念ながら「ジャンプに秋元治は必要ない」という判断なのだろう。

 そのかわり秋元治を必要とするマンガ雑誌、秋元治の新作と一緒に大きくなれる媒体は何なのか、貪欲にさぐってゆく気配も感じられる。これほど短期間に、新連載のチャンスを4回ももらえるマンガ家は、秋元治が最初で最後ではないか。

 一方、某長寿がウリのギャグマンガ家はどうかと思う。

 資料を見ないで作画するのが有名で、本人もそれを誇りにしていた。しかし資料を見ない創作態度は、新しいネタや情報を投入しない怠惰な姿勢につながってもいた。

 ギャグは詰め込まれているが、どれも古くて退屈だ。作品がシュールとすら評された。

 アンチエイジングをやらなさすぎなんだよ。

 最近になって再注目されたが、それは新作ではなく過去作品。そのマンガ家がまだ若く、感覚が新しかった頃のモノなのだ。当時は確かアラフォーくらいの年齢だったはず。

 過去作品ではなく、新作での再評価を期待したい。

久しぶりにB’zを聴いたら、やはり良かった

 バッドコミュニケーションのあたりでB’zにハマり、数年間は惑溺。ラブファントムで、マンネリを感じはじめ、ウルトラソウルでギャグの対象に。それからは距離をおき、モノマネ芸人が「ウルトラソウッ! ホイッ!」とテレビ東京でネタにする様子を苦々しく眺めていたのが、私のB’z遍歴だ。

 そんな40代男性、多いよね!

 僕だけじゃないよね!

 ……と、ついブログ読者の顔色をうかがってしまう、中年男性の私だ。そんな私はミドルエイジクライシスをむかえ、最近はすっかり鬱ぎみ。若かりし頃の威勢のよさは皆無。これではいかんと、自らにキアイを入れなおすために、若い頃にハマってたものを巡礼しなおす旅に出た。

 後ろ向きと批判するなかれ、過去をふりかえってエネルギーを再注入し、前向きに生きようというポジティブな姿勢のつもりである。

 そんな私が最初に手をつけたのは、TSUTAYAB’zのCDをレンタルすること。アルバムやシングルは多すぎてツラいので、ベストアルバムで勘弁してもらうことにした。そしたらベスト版も数が多くて閉口。7枚もあるのな。もっとあるのかもしれんけど。

 キャリア30年くらいだからなあ……。

 その感に私がしていたことといえば、ひたすら迷走の人生。結婚もせず、子供もいない。ライターとして売れてない。

 ダメだこりゃ。

 こーりゃこりゃ、と1人で自室でおどける日々である。

 久々に聴いたB’zは、あいかわらず良かった。

 ウルトラソウルはギャグ扱いされてもしかたない作品だが(ホイッ!はないよな)、1秒だって退屈はさせないという意気ごみを感じさせる力作。モノマネのネタにされるのも、テレビCMで有名になった国民的な知名度があればこそだ。

 ジャケット写真を見たが、ボーカルの稲葉浩志が前髪をあげる勇気がないのは以前からだが、昔とかわらぬフサフサの髪型。スリム体型でアンチエイジングはばっちり。だらしなく太った私とは違う。

 こんなんじゃいかんよなあ……と突き出た腹を叩きながら、自分自身に喝をいれた。最近は首にあごがうまりはじめ、浦沢直樹のマンガに出てきそうな肥満中年外人のようなビジュアルになっている。フェイスラインは、ない。

 松本孝弘のギターテクはどんどん上手くなり、今も成長を止めてない。なのに私の文章ときたら、少しはマシになっただけで、最近は頭打ちだからなあ。

 ダメだこりゃ。

 あ、こーりゃこりゃ。

 ……と、1人でおどけるのは止めてみた。今からポケモンGOしながら、ウォーキングだ。安酒は止めないが、量を減らしてみようかな。禁煙に成功したのは、小さな自慢だし。

 サウナで汗を流してから、初めてのひとりカラオケにも挑戦してみよう。ヤケ酒よりは安くて健康そうだし。

 遅ればせながら、鬱から脱出すべく、もがいてみるかな。

能年玲奈がLineのCMに出演

 ヤクザだの事務所の圧力だの、芸能界がブラックだと思われがちだ。でも、イメージしてるよりはホワイトなんじゃないの? だって圧力をかけられてるはずの能年玲奈がちょくちょくと雑誌の表紙にはなっているもの。映画で声優やってるもの。CMの仕事も来たりしてるもの。

 雑誌編集部に芸能事務所が圧力をかけづらい現実はある。

 だけどそれを差し引いても、能年はわりと表紙をとってる印象がある。レプロ所属の女のコで、能年よりも表紙がとれないコは沢山いるわけで。

 滝沢神崎夫婦が各編集部に足を運んで営業し、仕事をとってるとは考えづらい。能年の後ろ盾になっている人物がいて、「今は能年がお買い得ですよ」とセールスしてるのではないかと疑いたくなってしまうわけだ。

 実際、今の能年玲奈はお買い得だ。

 なにしろ仕事を選んでる場合じゃないし、ギャラが安いからと断ることも難しかろう。レプロ所属だった頃よりも、格が下がり、安い仕事でも引き受けざるをえない。AVじゃないかぎりは。

 実は私がレプロ所属のタレントに雑誌に登場して欲しいとお願いした過去がある。

 担当マネージャーに逃げ回られたあげくに居留守を使われ、我が身のみじめさに号泣した苦い過去がある……というのは嘘で、いちいちそんなことでヘコんでたら出版業界では仕事はできない。

 タレントと事務所は仕事を選ぶ権利があるのだから。

 彼らは職務に忠実だっただけなのである。

 レプロ所属の能年ならば、仕事を選ぶこともできたろう。だけど今の彼女にそれはできない惨状。実家が金銭的に苦しいならなおさらだ。普通なら能年クラスに断られてた媒体や企業が、今なら自信まんまんで能年にオファーできるのである。それもレプロの能年よりも、はるかに安い金額で。

 いわば、買い叩くには今しかないのである。

 もし仮に能年がレプロに復帰して、元の仕事を選ぶお高い能年に返り咲いたとしても、能年本人には恩を売れるよな。

 「能年さんに毎年お願いしてたキャンペーンなのに、レプロ復帰した瞬間に断るって仁義としてどうなんですか? ギャラを上げろってのもスジが違う」

 ……だなんてゴネることもできそうだし。

 その種の人たちから、タレントを守っているのが所属事務所だったりするわけだ。でも滝沢神崎にその能力はない。

 安売りせざるをえない状況ではないか。

 だから能年にCM出演をオファーしたライン社が、ホワイトナイトかというとそうでもないのである。むしろブラックな思惑があったのかもしれないし。

 発行部数の少ないマイナー雑誌が、安ギャラで能年にオファーするのはアリじゃないかなあ。能年クラスの芸能人に表紙に登場してもらえる、めったにないチャンスなわけで。

 しかも能年の窮地を救ったホワイトナイトに見えて、印象もいいしな。

芸能人の年収を妄想するクセがあってだな

 芸能人の年収をあれこれ妄想するクセがある。

 ちょっと売れたらすぐに年収1千万を突破する、異常な世界が芸能界だ。早稲田慶応卒の男性が、一部上場企業に勤めて50歳で部長さんになっても、1千万には届かない。

 なのに偏差値43の高校しか卒業していない、22歳の女のコが、年収1千万を普通に突破してしまう。ヌードにすらなっていないのに。

 そんな異常な世界だから、異常なルールで運用するしかないのではないかと思う。だから能年玲奈清水富美加がどんな不満を持とうが、異常なルールが適用されてあたり前ではないかと考えてしまう。

 で、収入の話だ。

 清水富美加がレプロ入りして、最初は月給が5万にせよ数年後には年収1千万を超えた。レプロ在籍の最終年は1500万円。数字だけみるとレプロはホワイト企業だと私は考えてしまう。

 ま、売れたら1千万は超えると考えていいかもね。

 清水富美加みたいに自分で年収をバラすならともかく、普通は謎のまんまなのでアレコレと妄想するしかない。その作業も楽しいものだ。

 確か吉田豪と久田正義だったかな?

 指原莉乃はあと少しで大台に乗りそうだったが、スキャンダルによってついえた。しかし後の活躍で大台に乗ってるかもしれない……と、ポッドキャストだかなんだかで噂話をしているのを聴いた記憶がある。

 その大台が年収1千万なのか、月収100万円(年収1200万)なのかはわからん。

 わからんけど、そうやって推測してくのが楽しいわけである。

 もう一つ、妄想する時の基準がある。

 それが芸能人の家賃だ。

 一説には月収のうちで家賃にかけられるのは、最大で月収の1/3だと言われる。ということは、家賃の3倍の月収を芸能人は貰ってると推測(妄想?)できる。そしてマンションの家賃は、わりと週刊誌などで報道されるのである。

 二階堂ふみが引っ越し前に住んでた家賃は、26万円と報道された。それを基準に計算してみよう。

 

 家賃26万円 × 3倍 × 12ヵ月 = 年収936万円

 

 二階堂ふみは最低でも年収936万円と算出できてしまった(笑)。だいたい、こんなもんじゃないかという気がする。なんだか妙にリアル感のある数字だ。このブログを読んでいただいている皆さんにとっては、少ないと思われるかもしれないが……。

 セキュリティなどの問題で、家賃を事務所が負担してるケースもありそうだ。だからこの計算式よりも、はるかに多かったり、少なかったりもしそうである。

 しかし、それらの「誤差」も含めて、あれこれ推測したり、妄想したりするのが楽しいのではないだろうか。

 皆さんも週刊誌で芸能人の家賃が報道されているのを読んだら、年収を計算してみると楽しいかもしれないよ。

町山智浩vs山本一郎のバトルは解せなかった

 能年玲奈にレプロの圧力ガー!

 ……と吠える威勢のいい人たちは多いが、「ブラック企業のレプロと違い、滝沢神崎はホワイト」などと明言する人は見たことがない。滝沢神崎がなんだか怪しいことくらい、先刻ご承知のはずだ。

 なのに言及しないでレプロ批判していたのでは、議論が深まらない。

 レプロがブラック企業だったとしても、それよりもさらに暗黒のブラックな滝沢神崎夫婦が爆誕したのでは、事態は解決するどころか、さらにややこしくなっただけだ。

 現状を改善させるどころか、悪化させてどうする?

 能年をめぐるレプロと滝沢神崎のバトルに、私は奇妙なものを感じていた。もっと泥仕合になってもよさそうなのに、ならない。レプロが圧力をかけているにしても、手ぬるい。

 お互いに大きな争いを望んでいない様子なのである。

 そんな空気の中で、ひとりだけ空気を読まない男がいた。

 町山智浩である。

 能年にレプロの圧力ガー!と、例によって炎上したわけだが、実はこれって能年側の滝沢神崎夫婦ですら求めていなかったのではないか。援護射撃ではなく、誤爆でしかなかったとゆうか。

 速攻で山本一郎が町山に噛みつき、町山はこれに逆に炎上。

 「山本一郎の背後にレプロ本間社長がいる!」

 などと騒ぎ始めたが、その根拠は「山本がレプロ本間をツイッターでフォローしてるから」という情けないもの。

 そんなもんを根拠に発狂すんなよ……と呆れてしまった。

 そりゃ山本一郎の背後にレプロがいるのかもしらんが、彼はいつでも誰かに噛みついてるしなあ。それ全てが、誰かの依頼を受けてのものなの? 我々みたいな部外者が妄想をふくらませるには、もっと「根拠らしい根拠」が必要なのである。

 我々が宇宙人が地球侵略していると妄想するなら、せめて牛や豚の不自然な死体が欲しい。車にひかれた犬猫の死体をもってこられて、「これを宇宙人がやりました」などと証言されてもワクワクしないのである。

 そりゃ宇宙人だって軽自動車の運転して、犬猫をひいてしまうのかもしれんけど。

 もっとほら、キャトルミューテーションとか、ミステリーサークルとか、胸躍るそれらしいモノが欲しくなるじゃないすか。そんなネタがあるから、我々の妄想がふくらんでしまうわけで。

 ズリネタもないのにオナニーしろと強要されてるようで、全くそそられないわけである。根拠もないのに妄想ふくらませと、町山智浩に誘導されても困惑してしまう。

 後に山本一郎がネット総会屋みたいなことをしてるなどと暴かれ、町山の主張に現実味が増してきたが、あくまで最初は「レプロ本間をフォローしてる山本は怪しい」という根拠だった。

 結局、山本が滝沢神崎夫婦についてやんわり言及するも、町山はそれに乗らなかった(都合が悪いもんな)。最近では能年問題について言及することもなく、山本攻撃にご熱心である。

 まるで能年独立問題から話題をそらそうとしてるからのように。

 独立問題での不要な炎上を、レプロと能年の双方が望んでいない事を、遅まきながら町山も悟ったのだろうか? 放送作家町山広美(実妹)や芸能人の水道橋博士あたりから、事を荒立てるなと助言があったのかもしれない。

 結果として町山に自分自身を攻撃させることにより、レプロに火の手が届かないようにしている、山本一郎の戦術は改めて凄いのかもしれないと思った。自分を犠牲にして、レプロを守っているのだ。ネット総会屋というよりも、ネット人柱だ。

 「レプロを攻撃するなら、むしろ俺を攻撃しろ!」

 ……と、山本一郎は宣言しているかのようである。

 とりあえず町山智浩が発端になった能年独立による炎上は鎮火した。

 山本一郎の背後にレプロがいたかどうかはわからんが、とりあえず目的は達したわけである。狙いはあくまで、能年サイドの攻撃ではなく、事態の沈静化だったのだから。

 全身火だるまになって炎上中の山本、ネット総会屋もなんだか大変だよな。

 ギャラに見合わないのではないかという気がするけど。