オニババ化するリベラル女子(2)

 「ただ日本が好きなだけ!」とイキるネトウヨをみると、ヒザかっくんしたくなるのは私だけだろうか?

 確かに私も日本がぼんやり好きなので、共感はするのである。韓国の狂気の反日を見ると嫌気がさすし、パヨク系文化人の反日っぷりを見るとイライラする。北朝鮮は批判しないくせに、日本の批判ばかりする様子をみると、矛盾しすぎだし。

 とはいえネトウヨにイキられるとひいてしまうのである。

 そんなにテンションあげなくても、日本は好きに決まってるし、問題はあるけどいい国家と民族だ。中国や北朝鮮と違い、民主国家だしなあ。北朝鮮みたいにミサイルを乱射したりしない平和国家だし。韓国みたいに狂ったまでに他国を嫌ったりはしないし。

 日本人が日本を好きなのは、当たり前のことであって、ことさらイキる必要はないのではないかと思うのだ。日本を想うだけで多幸感にとらわれ、テンションをあげる様子をみると、何かの薬物をキメてらっしゃるのではないかと錯覚してしまう。

 薬物ではないけれど、愛国心というのもドラッグなのだ。

 抽象概念は人を酔わせる。

 パヨク女子も同様だ。

 香山リカの新書タイトルが「リベラルですが、何か?」というものだったので、どんびきした。上から目線でこちらを見下してくるような不愉快な感じと、リベラルを自称するだけで多幸感にとらわれ、テンションをあげてやがるからである。

 何かの薬物をキメてらっしゃるのではないの?

 ……と、こそこそと逃げ出したくなってしまうのだ。

 なんだかもう、リベラルというだけでイキってしまうバカ女子をみると、日本というだけでイキるバカウヨと同種の存在にしか見えないのである。

 バカウヨ様もパヨクも、完全に同じものですよ。

 愛国心やリベラルという抽象概念に、酔っていらっしゃるのだから。