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「ぜんぶ言っちゃうよ」・清水富美加

書籍

 幸福の科学に出家し、元所属事務所のレプロに喧嘩を売り話題の清水富美加。近所のセブンイレブンに弁当買いに行ったら、彼女の暴露本が置いてあったので立ち読み。タイトルは「ぜんぶ言っちゃうよ」だ。

 AVデビュー作のタイトルは、「全部イッちゃうよ」に確定ですね!

 興味深いので思わず読み込んでしまったが、清水の給料5万円と話題だがそれは最初の数年間のこと。その後は年収1千万を超えている。レプロの最終年度、2016年(?)には1500万円は稼いでいると報道されていた。

 書籍ではレプロのマネージャーが、清水は年間1億円は稼いだとのセリフが紹介されている。1億も稼いでいたのに、1千万円しかもらえないのはブラックすぎる……と言いたげだ。

 でも、給料ってそんなもんじゃねえのかなあ。

 サラリーマンの場合、年収の三倍の利益を会社にもたらしてトントンと言われる。会社規模がデカくなるほど、個人が会社にもたらす利益は増える。しかし会社にもたらす利益の常に1/3の給料をもらって当然といった考えだとしたら、そいつはブラック社員だよな。

 清水富美加が売れてたのは、本人の実力あればこそだが、所属事務所のレプロの推しもあってこそだ。仮面ライダーの役なんて、かわいいコなら誰でもいいってトコあるじゃん。清水富美加でなくて、同じレプロの菊地あみーごでも良かったりもするわけで。

 「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマを見ていて思ったが、星野源の同僚役の人たちは誰でもよかったんじゃないかと思う。誰でもいい役者なのに、現状の彼らがブッキングされたのは事務所パワーだろう。

 さらに踏み込むとガッキーさえいれば、星野源すら必要ではなかったのではないか? ジャニーズ事務所のイケメンにキモい演技をさせ、「キモかっこいい♪」という打ち出し方だってあったはずなのである。

 なのに星野源がブッキングされたのは、視聴率男の福山雅治星野源が同じ事務所に所属してるからと考えて何も問題はない。事務所の看板背負って仕事をするのが芸能人ではないのか。会社の看板背負って仕事をするのが、我々のような労働者ではないのか。

 清水富美加と同クラスの演技ができる女性芸能人は沢山いる。

 彼女たちが選ばれず、清水が選ばれたのは事務所パワーだろう。自分の実力のみではなく、事務所の推しあってこそなのである。清水富美加がいないせいで、視聴率が落ちた番組ってあるのかなあ? なさそうな気がするけども。

 清水に同情の余地があるのはむろんだが、とはいえ清水は善でレプロは悪と考えるのは単純にすぎやしないか。彼女の発言の全てを信じ込むのは、まずいんでないのかな。