トランスポーター(2)

●物語展開までも、ザ・昭和スタイル。もはや王道。 昭和スタイルの主人公を描くには、昭和スタイルの物語しかあるまい。実際にそのように展開する。監督のリュック・ベンソンは、昭和生まれの日本人ではないのだが……。 ワケありそうな荷物運びの依頼を受ける…

トランスポーター(1)

トランスポーターを鑑賞。 特別に優れたものや、新しいものはないが、男にとって心地いいものしかない映画。昭和どころか平成も終わってしまう時代に、この種の懐かしい作品がつくり続けられるのは、中年男性にとってありがたいことである。 黒字は出たもの…

隠し剣・鬼の爪

隠し剣・鬼の爪を鑑賞。 なんとなく藤沢周平の物語づくりとキャラづくりのパターンみたいなものが見えてきて、勉強になったりもしてきた。自作の参考にしたいところである。 ●永瀬正敏の演技について 海坂藩とゆうか、山形県民の朴訥さや純朴さを、MAXで…

たそがれ清兵衛

たそがれ清兵衛を鑑賞。 尊敬してやまない藤沢周平が原作。もちろん読んでいるが、内容は忘れてしまった。この記憶力のなさが、私のダメなとこ。とほほ。 ●自暴自棄になった田中泯の演技が光る 自暴自棄になった田中泯の演技が光る。清兵衛が脇差しか持って…

パーマネント野ばら

パーマネント野ばらを鑑賞。 小池栄子と夏木マリの個性的な演技が光るも、シナリオは工夫の余地ありと感じた。田舎の漁村に生きる女性たちを描いた作品で、漁村に生きる人々をある意味でリアルに描く。 母と娘と、その子供の三代にわかる大河作品とも読める…

10年は人を変える

久しぶりに会った知人がいた。顔つきが変わっていた。こんな無表情な男だったかなあ?と首をかしげた。人格まで変わり、嫌な人物になっている。10年は人を変えるのだ。 違和感に戸惑いながら、懐かしいねと会話を続けた。旧交を温めようと思ったのだ。しばら…

鬼龍院花子の生涯

鬼龍院花子の生涯を鑑賞。 子供の頃にテレビで何度も見たことあるが、女優さんのヌードと、仲代達也の狂った演技が最大のお目当てであった。仲代のキレっぷりが子供心に大好きで、よくモノマネしたものだ。変わった子供と思われてたのは、不本意だったが……。…

くちびるに歌を

くちびるに歌を、を鑑賞。 音楽教師が赴任。合唱部を率いる……って、名作の香りしかしないですね! エーデルワイスだったけ? 忘れたが、そんな名作映画もあったよな。 ●新垣由衣の演技のメジャー感。テレビ地上波がよく似合う ぶっちゃけ制作サイドとしては…

重力ピエロ(1)

重力ピエロを鑑賞。 原作は伊坂幸太郎。やばいな。名手じゃないか。死神の精度で感動した経験がある。期待しながら映画を見始めた。 ●渡部篤郎の演技、地上波放送できないのでは? 渡部篤郎の演技がやばい。一見、普通の人物に見える。しかし強姦を悪いこと…

まほろ駅前狂騒曲

まほろ駅前狂騒曲を鑑賞。 ●松田龍平だけにしかない魅力が薄く見える作品 バスの中で松田龍平が負傷し、思わず殉職してしまうのかと思ってドキドキしながら見てしまった。もちろん松田優作の太陽に吠えろでの殉職シーンを思い出したからである。龍平も殉職が…

まほろ駅前多田便利軒(2)

●松田龍平の演技について 松田龍平が独自の存在感をもっているのは確かだが、もっと自分の個性を前面に押し出してもいいのではないか? どうもカメラに対して少しナナメった状態で、一歩奥にひっこんだ状態のことが多い気がするのだ。正確には、そんな空気感…

安倍晋三と阿部寛(4)

現在の日本が置かれてる状況を分析してみよう。 民主主義陣営の一員として、超大国であるアメリカの属国として西側陣営の下請けをしているのがニッポンだ。そして自分たちよりも、はるかにデカいロシアと北方領土をめぐって戦わさせられている。しかも超大国…

安倍晋三と阿部寛(3)

私の中での安倍晋三のイメージは最悪だった。 第一次安倍政権で大失敗した、頼りない三代目というシロモノだ。成蹊大学出身というのも、なんだか中途半端な学歴である。総理が務まるのは、東大出のバリバリのエリートか、あるいはたたき上げの中卒高卒か、ど…

まほろ駅前多田便利軒(1)

「まほろ駅前多田便利軒」を鑑賞。 ●古谷実の「稲中卓球部」の影響を受けた? 古谷実の「稲中卓球部」の影響化にある作品ではないか? 笑顔をつくれと言われて、変な笑顔しかつくれないシーンを、古谷実のマンガで見たような気がするのだ。 もう一つは稲中卓…

安倍晋三と阿部寛(2)

下町ロケットにおける阿部寛と、日本国総理大臣の安倍晋三は似ている。背が高いことと、演説上手なところである。 阿部寛は背が高く、帝国工業の財前部長と並んでも見劣りしない。むしろ吉川晃司よりもデカい。物理的に上から目線。だって身長190センチ越え…

安倍晋三と阿部寛(1)

池井戸潤作品は、ついついチェックしてしまう。作品内容はすばらしいのはもちろんだが、なにより売れてるからだ。それも、現代日本の感情をとらえてる気配がある。 マーケティングしたくなるよなあ……。 なんて、よこしまな目線で視姦してしまう。自作の参考…

白河夜船

白河夜船を鑑賞。 東野圭吾原作。……てことは感動モノかな? などと予測しながら映画を鑑賞していたら、何かが変。違和感のあまり検索したら、東野圭吾の原作は白夜行。白河夜船は吉本ばなな。 まるで違いましたね! 白と夜しか合ってませんでしたね! 己の無…

下町ロケットが視聴率不振

■下町ロケットが視聴率不振 下町ロケットが視聴率不振だそうな。そりゃ前回のヒットと比べれば少ないのだろうが、13.9%なら大成功じゃないの? これから視聴率も上がってくだろうし、まだまだ期待していいと思う。 その上で「仮に」視聴率不振ということに…

黄金を抱いて飛べ

黄金を抱いて飛べを鑑賞。 ●取捨選択を間違った作品 取捨選択を間違った作品ではないか。長編小説をそのまま映画にするのは映画の尺は足りない。何かをバッサリ捨てなければならない。それに失敗してしまったのではないか? 本作で重要なのは、浅野忠信と妻…

半落ち

半落ちを鑑賞。 原作は横山秀夫。メガヒット作だ。警察小説として傑作とされ、最後にこのミステリーがすごい的な感動がある名作とされる。 映画の後半部分は感動感動、さらに感動、そしてラストでトドメの感動と感動をたたみかける邦画的なつくりで100点満点…

失楽園

失楽園を鑑賞。 メガヒット作品だが淡々とした作品で、監督の森田芳光のやる気が感じられない一本。黒木瞳の脱ぎっぷりの良さだけが際立つ。役者さんの演技も特に光るものがなく……てゆうか、演技するところが無かったんだと思う。 現代の心中ものを描くとい…

フレフレガール

フレフレガールを鑑賞 ●アイドル映画として最低ラインを割った駄作 企画意図からしてアイドル映画だ。主演の新垣由衣のかわいさを、ひたすら鑑賞するのが眼目なはず。それなのにガッキーの顔面アップがゼロのうえに、カメラ目線すらあんまりない。 これでど…

ヤングアダルト

●シャーリーズ・セロンの演技はいい シャーリーズ・セロンの演技はいい。本人のいい女イメージを完全破壊するダメ女子ぶりに、そこまでしなくても……な印象。とあるシーンでヌードになるのだが、半裸の女性にヌーブラ姿で、オナニー猿男性ですらどんびきする…

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」を鑑賞。 ●ススキノという街の魅力が全開 あいかわらずススキノという街に、魅力があっていい。豪華なオープンセットを組んだような街並みで、ドラマや映画の収録に使われがちな東京近県とは見え方が異なる。 この映…

ヒメアノ~ル

映画のヒメアノ~ルを鑑賞。 凄惨な暴力シーンがウリだが、ちょっと演出が安易ではないか? 暴力や恐怖が極まった状態なのに、登場人物がどうでもいい小さいことをやってたりするのだ。日本映画でよくある演出である。 でも、飽きたかなあ? 殺されそうにな…

ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房を鑑賞。テレビドラマではなく、映画のほうだ。 ●駄作 駄作である。 シナリオがダメ。 序盤の30分に吹石一恵と宮藤勘九郎の間にコミュニケーションが全くないので、宮藤のどこに吹石が愛情を感じているのかサッパリわからないのだ。 宮藤勘九郎…

キック・アス

キック・アスを鑑賞。 何も考えずに楽しめる、いい映画。ダメ人間の男たちに囲まれた、ロリが大暴れする内容でいいのではないでしょうか?

シコふんじゃった

シコふんじゃった、を鑑賞。 冒頭と要所で挿入される、ジャン・コクトーが相撲について評したフレーズが効いてると思った。好きなシーンだ。なんとなく楽しい気分になるので、ギャグとして効いている。相撲の魅力をナレーションとして伝えてもいる。 使える…

真夏の方程式

真夏の方程式を鑑賞。 傑作。 後半の泣ける展開。泣ける展開。泣ける展開……とたたみかけてくるところにしびれた。今どきの作品はこうでなければいかん。こうでなければ読者と観客を満足はさせられん。 ミステリーの形式だが、メインディシュはあくまで人間ド…

エンドオブザワールド

エンドオブザワールドを鑑賞。 2004年のテレビドラマ版のほう。 タイトルは原作小説の「渚にて」のほうが、イメージをかきたてられるので良かったなあ。 世界の終わりは、なぜか波打ちぎわがふさわしい気がする。それも夏が一番だな。夏は終わるものだから、…